ニュー科学館

それまで数十年にわたって名古屋市民を楽しませてきた科学館が、
ついに2011年3月19日にリニューアルされ、
目玉の「世界最大のプラネタリウム」「極寒ラボ」「竜巻ラボ」
が評判を呼んで連日長い行列が出来ています。

ここではそんなニュー科学館の館内の様子をご紹介します。

ニュー科学館館内に入るとフロントの前にはこのように大勢の人がチケットを出して、各施設の整理券をもらうために並んでいました。
フロントのスタッフがまったく見られないほどの混雑ぶりです。実はここが大切で、各施設(プラネタリウム、極寒ラボ、竜巻ラボ)の時間割を見ながら整理券をもらいます。

やはりプラネタリウムを確保してからほかの施設を回ることをオススメします。

ニュー科学館のフロント整理券をもらってゲートを進むときにフロントを横から見た写真です。
たくさんの若い女性スタッフが多くの客をさばいているのがわかります。
見るからに大変そうでした。
多くのスタッフがいるにもかかわらず、こうして客をさばけないほどの人気ということですね。

水の広場コレは「水の広場」
雲、雨、川、海の各ステージで水の性質を利用したたくさんの実験が楽しめます。

海のステージの水は雲のステージに運ばれ、その後、川、海のステージに流れていくといった、「地球における水の循環」を表しています。
がんばってこがないと動かないマシーンもあって大人でもけっこう疲れます。

超人気の竜巻ラボで竜巻の中に入っちゃおう!

竜巻ラボ
ニュー科学館一番人気の「竜巻ラボ」。

9メートルの高さまで煙が渦を巻いて昇竜のように昇っていく様は迫力があります。

自然界ではまず見られない竜巻を目の前で見られるのはいいチャンスですね。

自然界の竜巻ほどの破壊力はありませんが、竜巻のメカニズムや形がわかるのでいい勉強になります。

子供たちは真剣なまなざしで見ていましたよ。

「竜巻ラボ」は混雑するので開館一番で見ることをオススメします。

竜巻ラボフーセンが竜巻に吸い込まれていくところ。

竜巻の中に入らなくても上昇気流に乗って上っていきます。

10個くらいのフーセンが用意されていますが、半分くらいは昇っていきます。

竜巻ラボ竜巻に触ったり、竜巻の中に入ったりすることも出来ます。

竜巻の中は以外にも人が考えているよりは違った風向きをしてることがわかります。

真っ先に手を上げて実験に参加させてもらいましょう。

極寒ラボは本当に極寒!薄着は禁物!

極寒ラボこちらも人気の極寒ラボ。

南極大陸での生活がどれだけ厳しいものかを体験できるというものです。

一度体験すればどれ南極観測隊員の方々の苦労がわかります。

さあ、覚悟を決めて参りましょう!

極寒ラボ待ち時間の間に外から見た様子です。

柿色のジャンパーがいくつか見えますが、このジャンパーを皆さんに着てもらうことになります。

素足の方は防寒長靴が用意されています。

極寒ラボ時間が来ると中に入ってスタッフの説明を聞きます。

「気分が悪くなったら非常ボタンで脱出してください」とスタッフが気になることを行っていましたが、後からその意味がわかります。
一通り説明を着たらジャンパーと長靴(素足など、必要な人だけ)を身につけ極寒の世界にいざ出陣!。

極寒ラボ扉が開いてまずは、身体を慣らすためにちょっと寒い部屋に待機します。

とここで初めてスタッフがいないことに気がつきます。

なんと極寒の世界に行くのにスタッフはついてこないのです。

なんだか監禁されたような・・・

極寒ラボ身体が慣れたところで、今度はついに極寒の部屋に突入です。

スタッフがいないので客の誰かがボタンを押して扉を開けます。

すると目の前には20畳?ほどの部屋が。

入った瞬間「寒っ」

極寒ラボ

モニターには南極大陸での白夜の様子や観測所など、いろんな風景が映し出されます。

コレがなかなか美しい!。

極寒ラボ天井にはちょっとしたドームがあり、オーロラが映し出されます。

きれいはきれいですが、美しい物はモニターではなく、やはり肉眼で見たいですね。

極寒ラボ南極の氷が展示されています。

見た感じは氷というよりもドライアイスみたいに見えました。

マイナス30度ですから溶ける心配はありませんね。

極寒ラボ中には蓋が開いて触ることも出来ます。

南極の氷なんて触れるチャンスはそうそうありませんから、触ってみて南極を感じてください。

極寒ラボ
極寒ラボには10分間滞在しますが、コレが結構厳しいです。

防寒ジャンパーを着ているから大丈夫なんて思ってはいけませんよ!。

スタッフが言っていた「非常ボタン・・・」とはこのことかと、そこで初めて気がつきます。

極寒ラボマイナス26.9度になっていますが、人がいると多少は気温も上がるのでしょう。

しかし、この場に及んでマイナス30度も26.9度も私にとってはどうでもよく、早くこの部屋から出してほしいと心の中で叫んでいました。

しかし、妻と息子が平然としているのを見ると・・・

極寒ラボようやく10分が過ぎ、再び身体慣らしのためにちょっと寒い部屋に移されます。

扉が開いた瞬間にほかの客から「あったかーい」

それくらい”地獄の寒さ”だったのです。

薄着である夏より冬に挑戦することをオススメします。

極寒ラボホッとしたところにふと気がつくとその部屋は観測所の構造や生活風景がわかる部屋でした。

防寒服や壁の断面だどのようになっているかわかります。

極寒ラボようやく全工程が終わって外に出るとそこには各部屋のモニターがありました。

このモニターで具合の悪くなった人がいないかを監視していているとか。

今まで途中退場した人はいるんでしょうか?

聞いておけばよかったと今更ながら後悔しています。

心臓に悪い?放電ラボ

放電ラボ

落雷の原因である「静電気」のことがよくわかる実験をしてくれる「放電ラボ」

進行役のお姉さん?が次々と実験を進めてくれます。

ちょっと怖い気もしますが途中退場はご遠慮ください(笑)

houden1
こうして手のひらを反対側に向けて指の関節を近づけると痛くないとかで挑戦していましたが、なぜかこの中学生は静電気が起きませんでした。

こんなことは初めてだそうでスタッフのお姉さんは驚いていました。

放電ラボ
今度は中学生の女子が直に触ってどうなるかを実験。

なかなか度胸の座った中学生でした。

houden3

スイッチを入れるとごらんのように髪の毛が逆立って、まさしく”雷様”状態に!

手で頭を押さえても後の祭り。

こんなことでも恥ずかしがる年頃なんですね。

放電ラボ

そして放電ラボの名物、頭上での放電!
突然。
ビィィィィィィィー
と放電しながら大音響で10秒ほど鳴り響きます。

心臓の弱い方は注意!

ここでちょっと休憩。

休息所
無料の休息所。皆さん弁当持参で楽しそうに食べてました。

超目玉!世界最大級のプラネタリウム

プラネタリウム

これなくしては科学館は語れません!

世界最大級のプラネタリウム。

直径35メートルのスクリーンに映し出される星空は圧巻と評判です。

入り口には綺麗なお姉さんが歓迎してくれます。

プラネタリウム

ご覧のとおり足を伸ばしても余裕です。

コレだけ余裕があると前の人に気遣うことなくプラネタリウムが楽しめますね。

プラネタリウム
全体を見渡すとコレくらい余裕があります。前後左右とコレだけ空いていれば気兼ねすることもないでしょうね。

全席指定なので以前のように並ぶ必要もなくなりました。

プラネタリウムリクライニングも後ろの人に気を使うことなくできます。

この日は団体客がいたようで始まってまもなく寝息が・・・。

そして、しばらくするといびきが・・・・さすがに隣の人に起こされたみたいですぐに止まりましたが。

プラネタリウムそして前方を見ると最新の投影機がせり上がってきました。

前の投影機よりはるかに小さくびっくりしました。

でもコレが光ファイバーを利用しており、星の瞬きや数の違いなど非常にリアルに見えるとのこと。

プラネタリウム

この日はCGを駆使した映像がドームいっぱいに広がり星のかなたに連れて行ってくれました。すごい迫力です。

星も前のプラネタリウムに比べて非常にリアルになり、こんな小さな機械が投影しているとは想像もできないくらいです。

プラネタリウム

時期によって内容が変わるので違った楽しみがあります。

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ
「本ページはプロモーションが含まれています」

このページの先頭へ