喫茶店の派手なモーニングサービス

中京地方(名古屋市を中心とする都市圏)の喫茶店の多くは、
朝方(開店から11時ごろまで)に飲み物を注文する客に対して、
モーニングサービスを行うのが常識になっています。

しかも、量やサービスが他の地域と比べものにならないくらい多いです。

モーニングサービスよく名古屋近辺に出張で来られた方は、名古屋のモーニングサービスをみて皆さん驚きます。

左の写真は名古屋市内ではありませんが、北部に位置する「一宮市」にある喫茶店「雅美」のモーニングサービスです。350円でコーヒー、トースト、バナナ、茶碗蒸しが付いてきますが、これでも名古屋周辺では珍しいことではありません。

モーニングサービスモーニングサービスなのに一日中っておかしくない?って思われるかもしれませんが、確かに文面としてはおかしいですが、実際にこのようなお店がこの地域(一宮市)には多いです。もう喫茶店文化として定着しつつあります。このような喫茶店は名古屋市内でも探せばもっと見つかるかもしれません。
追々探して載せていこうと思います。

名古屋は、歴史的な経緯から喫茶店の多い地域で、サービス競争は喫茶店以外の一部の外食産業も巻き込む形で、提供されるサービスもバラエティに富んでいます。

一般的には厚切りトースト、ゆで卵、ミニサラダ(又はフルーツ) 等が無料あるいは格安で提供され、食べ放題であったり、和食のサービスとしてうどんやおにぎり、まれに茶碗蒸しをつけたりもします。

このような熾烈なモーニングサービス競争が存在するため、喫茶店以外の店であっても朝から営業する場合は喫茶店に対抗して、モーニングサービス・あるいはモーニングセットと称した商品を販売したりします。この場合は、本業で使われている食材も提供され、カレー屋であればカレーやチャパティがつけられ、うどん屋であればうどんがつけられます。

モーニングサービスは進化中!

中京地方で行われているこれらモーニングサービスは多種多様で、普通の食事と変わらないことも多いです。モーニングサービスを提供する時間帯も、開店から1時間程度のところもあれば、朝から夕方まで提供する「フルタイムモーニング」を行う喫茶店など、本来のモーニングサービスの範疇では捉らえきれない「モーニングサービス」を行う店もあります。このような多様性やサービス競争は、日本国内でも他の地域ではあまり見られないスタイルである事から、名古屋めしの分類に加えられることもあります

モーニングサービス時間外でもコーヒーを注文して何もおつまみがないなんて皆無です。

ただ、この傾向は名古屋中心よりも市外周辺の方がより派手になってきているようです。
名古屋にお越しの祭は市外周辺から攻めるほうが満足いただけると思います。

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