ビジネスホテルを快適、便利に利用するためには気をつけるポイントが幾つかあります。
カギ
ホテルのドアは、閉まると自動的にロックされるオートロックが主流になっています。
カギを持たずに部屋を出てしまい、気が付いたらカギがロックされ入れなくなったといった失敗談はよく聞く話です。
また、カギは紛失すると弁償しなければいけなくなるので、外出の際は必ずフロントに預けましょう。
こうしたことを考えると、暗証番号のカギだと安心できるかもしれませんね。
空き時間
チェックイン時間より早くついてしまった場合、あるいはチェックアウトしてから空き時間ができてしまった場合は、フロントに頼めば荷物を預かってくれます。
また、超過料金を支払えば、そのまま部屋を使える場合があります。
ホテルによっては多少の時間なら無料で使うこともできるので、必ず確認しましょう。
また、多くのホテルは日中は部屋が開いているので、時間貸しをしている場合もあります。
こうした場合、ベッドやバスも使えるので、ちょっと休みたいときや書類書きなどに便利です。
門限
ビジネスホテルは、防犯上の理由から、門限を設けている場合があります。
チェックインしてから外出して帰りが遅くなりそうなときは、あらかじめフロントに相談しましょう。
部屋の乾燥
ビジネスホテルはエアコンで空調しているために常に乾燥気味になっています。
最近では、加湿器を客室に標準装備しているところや、レンタル用の加湿器を用意しているホテルが増えてきたので、あらかじめ確認しておきましょう。
もし加湿器がない場合は、バスにお湯をはって浴室のドアを開けておいたり、濡れたタオルをエアコンの送風口の近くにぶら下げておくなどすれば乾燥が防げます。
防災の心構え
部屋に着いたら、まずは避難経路図と懐中電灯を確認しましょう。
避難経路図を見るだけでなく、実際に非常口まで行って、ドアが簡単に開くのか、非常階段が使えるのかを点検しておきましょう。
もちろん寝タバコなどは危険ですから絶対に慎みましょう。
万が一火災が発生したら、部屋のカギと濡れタオルを持って廊下に出ましょう。
煙が廊下にも充満していたら、有毒な一酸化炭素を吸い込まないように、身体を低く保ち濡れタオルで鼻と口を覆い非常口から逃げましょう。エレベーターは利用してはいけません。
パニックにならず、従業員の指示に従って冷静に行動することが大切です。